2008年4月24日、グレイトフル・デッドのオフィスは彼らが今まで自分たちで管理してきた膨大な記録をUCSCに寄贈し、管理をゆだねると正式に発表した。それ以来、UCSCの図書館では寄贈品のカタログ、分別、保管、記録、分析を行っている。この活動は「デッド・セントラル」と呼ばれる特別な部屋で行われているそうだ。
デッドとUCSCの関係は、メンバーが参加している団体などがそれぞれの関心に基づいた理由で大学に寄付してきたこともあって密接なものと言って良いかもしれない。ボビーが育んできたRex FoundationとフィルのUnbroken Chainが音楽学部教授のフレッド・リーバーマンを通じて作曲家Lou Harrisonのアーカイブ保存のために寄付したそうだ。また、リーバーマン教授はミッキーの著作「Planet Drum」と「Drumming at the Edge of Magic」の共著者でもある。
この発表を機会に作られたのが、前回にご紹介した「バナナ・スラッグ」のキャラを使った記念T−シャツ。その名も「グレイトフル・スラッグ」。こんな感じだ:

http://tinyurl.com/9599yv
デッドが寄付した彼らの歴史がここサンタクルーズにある。いつか展示会が開かれるのだろうかと楽しみにしている。