
義祖母、つまり義父のお母さんが亡くなった。97歳。大往生である。僕にとっては昨年11月京都に帰省した際お会いしたのが最後となった。幼稚園の園長さんをなさっていたこともあって、大変優しく馴染み易い方だった。高齢になってお身体は弱ってきても頭はボケる事無く、本も新聞も読まれていたし、忘れっぽい事もそれほど無かった。これはお亡くなりになるまでそうだったようだ。
前妻としばらく京都に住んでいた折、クリスマスの夕食に招待してプレゼントを贈ったことがあった。彼女にとってそのようにしてクリスマスを祝うのは始めての経験だったらしく、「クリスマスって楽しいねぇ〜」と嬉しそうになさっていたのが思い出として残っている。
家族みんなからは「アーちゃん」と呼ばれていた。
アーちゃんのご冥福を心よりお祈りいたします。